ハワイ・パラオでの禁止化学成分
ハワイではサンゴ礁への有害性が指摘される「オキシベンゾン」と「オクチノキサート※」の2成分を使った日焼け止めの使用を禁止する法案が2021年1月1日から施行されます。
パラオの基準はさらに厳しく、10の禁止成分を制定し2020年から既に施行されています。
パラオの禁止成分は、ハワイの「オキシベンゾン」「オクチノキサート」に加え「オクトクリレン」「エンザカメン」「トリクロサン」「メチルパラベン」「エチルパラベン」「ブチルパラベン」「ベンジルパラベン」「フェノキシエタノール」の10成分です。
※オクチノキサートの日本表示名は「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル」です。
サンゴ礁はさまざまな生き物の住み家や産卵場所で有ると共に、海水のCO2濃度調節に不可欠です。サンゴが無くなれば、CO2濃度のバランスが崩れ、全ての海洋生物に多大な影響があるといわれています。